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セラピストが提案する、
夏の疲れを癒す「秋の夜長」の過ごし方

季節の移り変わりとともに日の入りが早くなり、だんだんと夜の時間が長くなる秋。
四季のある日本ならではの秋の夜長にゆったりと流れる時間を、お家でのんびりと過ごしてみませんか?いつもより少しだけ丁寧に、夜の時間を過ごす。そして、ささやかな喜びの余韻とともに、ベッドに入る。そんな時間の使い方ができれば、何気ない日常のなかでも豊さを感じられるのだと思います。エネルギーが活発な夏を終え、心身が“静”の状態へと移り変わるこの時期に、自分自身とゆっくりと向き合い、そして夏の疲れを癒す「秋の夜長」の過ごし方をご紹介します。

秋は、東洋医学で憂(うれい)の季節といわれます。「なんとなく気持ちが沈みやすい、感情の揺れが気になる」といったように秋に哀愁を感じやすくなるのは、じつは気候にも影響されているからなのです。また、秋は夏の暑さで消耗した体力を回復させ、栄養を蓄えることで冬の寒さに備えるための準備期間でもあります。心のゆらぎを穏やかにしながらエネルギーを温存する秋の夜長の過ごし方は、からだを季節に順応させ、快適に過ごすためにもおすすめなのです。 具体的にどんなことをすればいいの?と迷われるかもしれませんが、難しいことはひとつもありません。日々の生活に簡単に取り入れられる、セラピスト流「秋の夜長」におすすめの過ごし方をご紹介します。
うだるような暑さがぬけ、ゆっくりとお風呂に浸かる幸せを感じられる季節。
時間がとれる日には、ぜひアロマが配合された入浴剤をお供にしてバスタイムを楽しんでみてください。38度くらいのぬるめのお湯に入浴剤を溶かして浴槽に身体を預けたら、目を閉じて深呼吸。入浴剤の香りを胸いっぱいに吸い込みながら、10分〜15分ほど浸かりましょう。冷えが気になりはじめるこの時期、アロマの効果で呼吸が深まることも相まって、からだの芯まで温まることができます。入浴中は、タオルをお湯に浸して絞った即席のホットタオルでの「お疲れケア」もおすすめです。程よい温度のホットタオルを、疲れやすい目のうえや首すじ、肩凝りの気になる部分にのせて、タオルの重みと温かさを感じながら疲労を癒しましょう。また、からだが温まると筋肉もほぐれやすくなるためセルフマッサージの準備としても効果的です。からだを洗う際に、老廃物が溜まりやすい末端から中心にむかって手で摩るようにするだけでも簡単なマッサージに。とくに関節の内側は丁寧に巡りを促しましょう。いつもとは違うスッキリ感が味わえますよ。
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やさしいゼラニウムと柑橘のさわやかさに続く、森林の香り。
『MAGNOLIA 山笑う』のバスソルトで深い呼吸へ誘うバスタイム。
お風呂に入ってからだの芯までゆるんだら、いつまでも触れていたくなるような感触のリラックスウェアに包まれて、至福のひとときを過ごしましょう。柔らかくふんわりとした感触のリラックスウェアは、触っているだけでも安心して眠ってしまいそう…
人は肌ざわりのいいものに触れるとストレスホルモンが軽減され、本能で幸せを感じるそうです。夜長をゆったりと過ごすためのリラックスウェアは、ぜひ感触のいいものを選んでみてください。暑すぎず、寒すぎない季節だからこそ、素肌に触れる「もこもこ、フワフワ」の感触を楽しめるのも秋ならではのいいところ。ウェアの他にも、すっぽりとくるまれる感じがたまらないバスローブやブランケット、足元から温めてくれるソックスなどもおすすめです。
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ふわふわで軽く、心地よい肌触りに包まれる安心感。
TheDay Spa NATURE スクリーミングベア バスローブ
からだに優しい飲み物を自分のために淹れ、ゆっくりと味わう。そんな時間をつくることさえも、せかせかしがちな日常のなかでは小さな贅沢に感じられます。秋特有の“憂い”を軽減させてくれる、自然な甘みを感じる飲みものをいただきながら、「ほっ」と一息ついてみましょう。甘茶やリコリスなど、自然由来の甘さがあるハーブがブレンドされたお茶や、温めたミルクにひと匙のはちみつを溶かしたものは、夜のティータイムにもぴったり。アルコールやカフェインの入っていない刺激の少ない飲み物は、心身が穏やかな状態でないと、味わうことさえ物足りなく感じてしまうことも。だからこそ、このささやかな時間は自分に余裕があるかどうかを知るためのバロメーターにもなるでしょう。立ちのぼる湯気やカップから伝わるぬくもりからも、染みわたる安らぎを感じてください。
「書く瞑想」とも言われているジャーナリングで、一日を締めくくってみましょう。
ジャーナリングとは、自分の思いや感情、考えを、ただノートに書き出してゆくことです。今日起こった出来事、自分の感情、一日の感謝…あなたの思いつくままに、自由に筆に任せて綴ってゆきます。ノートには、飾り気のない、そのままのあなたが表れ、内に秘めた感情を文字という形で表現することで、そこには自分でも気づいていなかった気持ちやアイディアとの思わぬ出会いがあります。客観的に自分をみつめ、自分自身に「今日も頑張ったよね。」とねぎらいの気持ちを向ける時間にもなり自己肯定感が高まります。心の声をノートに書くことが、メンタルヘルスへと繋がっていくのです。ジャーナリングをする際には、ぜひお気に入りのノートとペンを用意してみてくださいね。紙の質感や、その上を滑るペンの書き心地まで自分の好きなものにこだわってみると、自分自身と親しくなるためのステップがより愛おしく感じられるはずです。
秋は空気が澄み渡り、夜空が美しく見えることでも有名です。部屋の灯りを落とし、窓の近くに椅子を置いて、ゆっくりと星空を眺めてみてはいかがでしょうか。空一面の星空は、広大な宇宙を感じさせてくれます。大きな自然にふれたとき、自分の悩みごとがちっぽけに思えたことはありませんか?高い空にキラキラとまたたく星は、やさしくその人の感情に寄り添ってくれるでしょう。そして、自然の美しさに感動するその瞬間が心の栄養となり、わたしたちに癒しとパワーを与えてくれます。また、夜空といえば一年で最も美しいと言われる中秋の名月も見逃せません。2023年は9月29日に見ることができます。何も考えずただ過ごすことも、デジタルに触れる機会の多い現代人の脳を休めるためには、かけがえのない時間です。月や星の優しい光を浴びながら、心静かに過ごす時間をたのしみましょう。
心地よくぐっすりと眠るためにも、簡単なストレッチを取り入れてみましょう。日中のデスクワークや運動不足などで凝り固まりがちな筋肉も、軽いストレッチと深い呼吸でほぐすことで血流がよくなり、老廃物が流れやすくなります。眠っている間に疲れが取れやすくなるので、朝のスッキリ感も実感しやすくなりますよ。ポイントは、あくまでも頑張りすぎないこと、そして、気持ちのいい呼吸を優先すること。身体のかたい方でも、無理に伸ばそうとせず「呼吸ファースト」で行うことで、自分の柔軟性に合ったストレッチが叶います。深呼吸を楽しめる範囲でゆったりとストレッチを行い、心とからだが緩んでいくのを感じましょう。ぐーんと伸びをしながらゆっくりと深呼吸をするだけでもリラックスできますので、難しく考えず、簡単なものから取り入れてみてくださいね。 「秋の夜長」を楽しむ工夫を取り入れることで、いつもの日常にちょっとした癒しの時間が生まれます。あなたの生活に癒しの習慣を取り入れることで、酷暑の名残をケアしながら心とからだに栄養を蓄えられるのです。気になったアイディアをヒントにして、秋の夜長を充実させてみてくださいね!

この記事を書いた人

里川 嘉奈子 さん

Spa&Wellness Sens d’Or オーナーセラピスト
The Day Spa セラピスト OG
The Day Spaにてセラピストとして経験を積んだのち、「旅するような、スパ体験。」をコンセプトにした一日一名様限定のプライベートスパを立ち上げる。
本格的なスパの少ない地方でも、人生を豊かにするスパ文化やウェルネスな価値観に触れてもらいたいとの想いで、生まれ育った三重県津市をベースに“スパのあるライフスタイル”を発信。
店舗情報:https://www.spawellness-sensdor.com/
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