今回は、当スパの化粧品ブランドトレーナー(シニアセラピスト)が、新しく導入予定の化粧品研修のために訪れた、大自然の国・スイスでの出張エピソードをご紹介します。
約20時間のフライトを快適に過ごすためのインフライト美容や、環境の変化に備えるリアルなスキンケアポーチの中身などを、Q&A形式でたっぷりインタビューしました。
旅先でも自分らしく心地よく過ごすための工夫が、皆さまの次の旅支度や旅美容のヒントになればうれしいです。
坂本 希望
ヒューマンリソース部 ブランドトレーナー
技術チーム/営業戦略部 外部営業チーム
2001年美容師免許取得後、可能性を求めて渡米。帰国後、頭皮トリートメント専門店で勤務する中、マッサージに目覚め英語で学ぶ為、再度渡米。
カリフォルニア州ロサンゼルスにあるElegante Beauty CollageにてEsthetic Courseを修了。
老舗高級旅館やラグジュアリーホテルスパで経験を積み、新店舗の立ち上げや店長、エリアマネージャー、スパ統括を歴任。
現在はブランドトレーナーとして技術指導や海外ブランドの通訳・翻訳、化粧品研修などを担当。2020年には自身のサロン「thesuite202」 を開業。
目次
●スイス本社での化粧品研修。
ブランドの想いと技術に触れた3日間
スイスののどかな田舎町にある本社へ、化粧品と施術のトレーニングを受けに行ってきました。ジュネーブから列車に揺られて向かったのですが、窓の外にはまさに「世界の車窓から」のような壮大な景色がどこまでも広がっていて。
列車を降り立つと、「牧場に来た!」と思うほどの大地の香りがして、たくさんの牛たちがのんびりと草を食んでいるような、大自然に囲まれた本当に素敵な町でした。


また、現地でいただいたチーズフォンデュが驚くほど美味しくて、これまでのチーズフォンデュの概念がガラリと変わりましたね。
本社ビルは、アルプスの少女ハイジやサウンドオブミュージックの世界を思わせるような美しい大自然の中に、急に近代的なビルが現れるのがとても印象的でした。

やはり、圧倒的な大自然に囲まれていたことが一番心に残っています。今回はホテルではなく温もりあるロッジに宿泊したのですが、朝、目を覚ますとそこにあるのはクリアな空気と森林浴の心地よさそのもの。
いつも日常では、朝から子供たちの支度やタスクに追われてバタバタと過ぎ去ってしまうのですが、滞在中は毎朝その贅沢な環境の中でヨガをして、静かに自分と向き合う時間を過ごせました。
もちろん研修が目的の出張ではありますが、あの朝の空気はまるで“ごほうび時間”。五感がふっとほどけていくようでした。


一方で、一番衝撃を受けたのはスイスの物価の高さです(笑)。息子へのお土産に鉛筆を買い、その流れで自分用のペンを手に取って、そのまま何気なくレジへ。
すると、なんと1本5,000円!!
価格を見ていなかったので、本当にびっくりしました。「えっ、1本5,000円!?」と心の中では大騒ぎでしたが、ここで「やっぱりいりません」とも言えず、そのまま購入・・・。今では「あの時のスイスのペン」として、出張を思い出す良い記念になっています。

世界中からプロフェッショナルが集まったウェルカムディナーに始まり、とても濃密な3日間でした。
1日目は、ブランドの肝となるコアな製品ラインのコンセプト理論とデモンストレーション。
2日目は、なんとキャリア38年以上の歴史を持つ「伝説のセラピスト」と呼ばれるトレーナーの方からの徹底的なトレーニング。
そして3日目は、なんとブランドを創設し、今も世界中のVIPへ施術をされている社長に、私が実際に施術をさせていただくという貴重な機会をいただきました。その後は、社長自らが細かな手技のプロセスをマンツーマンで教えてくださいました。
社長の熱量も本当にすごくて、途中で施術用の人形を持ってきてくださったんです。そこからは手の角度や圧のかけ方まで、一つひとつ丁寧に指導してくださいました。ブランドへの並々ならぬ愛情が伝わってきて、研修会場は終始とても熱い空気に包まれていました。
技術だけでなく、ブランドへの想いやお客様への向き合い方まで学ぶことができ、本当に濃密で刺激的な時間でした。

●20時間フライトを美しく乗り切る。
旅慣れセラピストの機内美容習慣
とにかく「可能な限りたくさん眠ること」です!時差ボケ対策としてはもちろん、良質な睡眠をとることが移動中の一番の肌荒れ予防になりますから。
そのため、飛行機に乗る前の段階で、いつでも眠れるように歯磨きなどの準備はすべて済ませて搭乗してしまいます。
また、機内は足元がとても冷えやすく、動けないため巡りも滞りがちになります。下半身の冷えはむくみの天敵ですので、「絹(シルク)のレッグウォーマー」や「あったか靴下」は必ず身につけています。特にシルクは熱がこもりにくく、素肌につけても非常に気持ちが良いので手放せません。
機内では靴を脱ぎ、持参したサンダルに履き替えて締め付けから身体を解放します。足元だけでも自由になると、長時間フライトの気分がかなり変わります。

湿度が著しく低下する機内では、のどの乾燥対策としてお気に入りの「ミキプルーンのグミ」をバッグに入れています。マスクの内側でそのグミをなめながら過ごすのですが、これが本当に良くておすすめです。私の中では、もはや旅のお守りです。

ちなみに今回のルート選びですが、私は普段から「方位学」を取り入れておりまして、今回はアブダビ経由を選び、現地に入りました。
遠回りに見えるルートも、私にとっては立派なコンディショニング。こうした心の持ちようも、旅路を快適にする大切な工夫のひとつですね。
●環境変化に備える。
スイスに持参した「一軍ポーチの中身」
海外へ行くと、気候や湿度、そしてお水の種類(硬水など)といった環境がガラリと変わるため、髪やお肌はとても影響を受けやすくなります。一般的には乾燥や一時的なゆらぎ、赤みなどのトラブルが出やすいですね。
私自身は肌が丈夫なので、少し乾燥するくらいで済むことが多いのですが、そのための備えは徹底しています。

スキンケアはブランドにこだわりすぎず、基本的には持ち運びしやすい小さなサンプルサイズのものをたくさん持って行きます。(今回の写真にはのっておりませんが・・。)
ヨーロッパは特に乾燥しやすいので、「ここぞ!」という気持ちでシートマスクを毎晩のように使っていました。
とくに、目元は乾燥による小ジワが気になりやすいので、「アイパッチディファティゴン」は必ず持参します。「リフトキス」もすごくおすすめで、長時間の移動や時差で疲れた目元や口回りなどの細かいパーツをしっかりケアしてくれます。

そして、旅先でも絶対に欠かせないのが角質ケアアイテムです。私は「ローションP50 PIGM400」を必ず持って行きます。環境が変わると肌のリズムも乱れやすくなるので、不要な角質をやさしく整えておくことで、その後のスキンケアのなじみもぐっと良くなると感じています。

乾燥対策はもちろん、気分をリセットできる香りのアイテムも、いくつか必ず持って行きます。
手元も非常に乾燥しやすいので「ナイトハンドマスク」をたっぷりとなじませて労わっていました。あと、自社アイテムの中で絶対に外せないのが「リッチリペアバーム」です。リップとしてはもちろん、指先や髪の毛のパサつきなど、どこにでもマルチに使えるので本当に便利なんですよ。

香りのアイテムだと、「ハイドレーティング フレグランス」は絶対に持って行きます。仕事へ行く前に自分にシュッとまとったり、ホテルのお部屋にもシュッとひと吹き。見慣れない部屋でも、いつもの香りがあるだけで一気にリラックスできるんです。

●すべての旅する人へ。
プロが本気で選ぶ「旅美容マストアイテムTOP3」
出張や旅行が多く、どんな場所でも心地よく過ごしたい方へ。私が本気でおすすめする三種の神器です。ご自身への特別なケアにはもちろん、旅が好きな大切な方へのギフトにもおすすめです。
1位:リッチリペアバーム

どこにでもマルチに使えて、とにかくコンパクト。旅先での乾燥対策に、これほど頼れるものはありません。小さいのに仕事ができる、かなり優秀な旅の相棒です。
2位:ローションP50

環境が変わりお肌のリズムが乱れやすいからこそ、普段から使い慣れている一番信頼できる角質ケアを持参。旅先でも“いつもの肌感覚”に戻してくれる安心感があります。
3位:お気に入りのインナーケアサプリメント

食事や水が変わると体調もゆらぎやすくなるため、内側からのケアも大切にしています。私は夜にミネラル、朝にビタミンや乳酸菌を取り入れて、旅先でも気分よく動けるように整えています。
●スイスでの学びを、新しいトリートメントへ

今回、新しく導入予定のブランドについて学ぶために訪れたスイス本社。製品に込められた想いや、細かな手技の一つひとつに触れる中で、ブランドが大切にしている世界観を深く感じることができました。
大自然に囲まれた環境、世界中のプロフェッショナルとの出会い、そして熱量あふれる研修。そのすべてが、これからお客様へお届けするトリートメントにつながっていくのだと思うと、今からとても楽しみです!
また、フライトでの過ごし方やポーチの中身が、皆さまの次の旅支度や旅美容のヒントになればうれしいです。
新しいブランドならではの魅力を、The Day Spaらしい形で皆さまにお届けできるよう準備を進めてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!
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